CKD・透析 計算ツール

Kt/V 透析指標の計算 (for HD)


Kt/V,nPCR,%CGR,塩分摂取量,GNRI を計算 for HD
●前BUN ●後BUN mg/dl
●前Cr. ●後Cr. mg/dl
●前Na ●後Na mEq/l
●血清Alb g/dL  
●前体重 ●後体重 kg
●年齢(歳) ●身長(cm)
●性別 ●HD時間 hrs.
spKt/V eKt/V
クリアスペース率 尿素除去率
nPCR g/kg/day %CGR
GNRI
塩分摂取量 g/day 体重増加率

※ Kt/Vは透析量の指標の1つにすぎません.
その他様々なデータもあわせて全身的な評価が大切です. 低分子の尿素による透析指標ですから,中分子量物質や低分子量蛋白領域の除去効率についても考慮する必要があります.十分な透析時間と血流量で,十分な透析量を

 週3回のHDで無尿の方にあてはまる計算結果になります.尿のある方,HDFの方はその分を考慮して評価します. 計算式は日本透析医学会統計調査と同じ Shinzato式(新里式)を使用しています.

<適正透析の指標>
○透析量;1回の透析によってどの程度 血液がきれいになったかを示す指標として,
spKt/V(single-pool) 1.4以上,eKt/V(equilibrated) 1.0以上,クリアスペース率 70〜80%
○透析時間は, 5時間以上が望ましい.高齢者でも最低 4時間は必要
○1日のたんぱく質の摂取量を示す指標(体重1kgあたり)として,
nPCR 0.9〜1.2 g/kg/day(標準化蛋白異化率;normalized Protein Catabolic Rate)  (nPNA(標準化蛋白窒素出現率;normalized Protein Nitrogen Appearance)ともいう)
○性別・年齢に相応する 筋肉量や運動量を示す指標として,
 %クレアチニン産生速度(%CGR)100%以上(100%で年齢・性別に相応する平均値)
○ GNRI(Geriatric Nutritional Risk Index)は栄養評価スクリーニングのひとつ
透析患者さん向けの栄養評価スクリーニングGNRI 基準値(カットオフポイント)は、GNRI 92未満:栄養障害リスク大(92以上:栄養障害リスク小)
GNRI はもともとは高齢患者向けに作成された栄養評価指標で、血清アルブミン値と現体重および理想体重のみを用いて算出する簡易な方法。透析患者でも栄養状態を評価する簡易スクリーニングに有用とされています。栄養障害疑いのある患者さんには、あらためて詳しい栄養評価を行う必要があります
GNRI = 14.89×血清アルブミン値(g/dL)+41.7×(DW/IBW)
* DW 現体重, IBW(理想体重)はBMI=22となる体重,DW>IBWの場合、DW/IBW=1とする
 アルブミンは血液中の多くの物質の運搬や保持、還元予備能、そして栄養状態のみならず代謝状態、炎症や感染症にも強く影響されますので「長生きの指標」として重要です。
○1日の塩分摂取量 6g  /日 以下(体重増加率とも関連します)

摂取たんぱく質量 DPI (Dietary Protein Intakes)とnPCR(蛋白異化率)はほぼ等しい.(nPCR=DPI) 異化亢進:nPCR>DPI,同化亢進:nPCR<DPI を示すとされます.

 高齢者では,DPI (Dietary Protein Intakes)および摂取エネルギー量 DEI (Dietary Energy Intakes) 低下をきたしやすく、たんぱく質エネルギー栄養不良(PEM)を発症するリスクが高いとの報告があります.
適切な栄養評価と個人に合わせた栄養管理が必要であり,かつ十分な透析,合併症対策,薬物療法の見直しなど包括的・全身的な対応が必要です.

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